朝勉強するメリット!!
受験生からよく質問されます。
「朝起きれないけど、朝勉強した方がいいかな?」
「朝勉強するか、夜勉強するか、どっちがいい?」
朝の時間を上手に活用することは受験生にとって、重要だと思います。
朝起きれないのであれば、夜勉強するしかありませんが、できれば朝起きて勉強した方が良いと思います。
朝勉強するメリットはたくさんあります。
いくつか挙げたいと思います!!
①寝起きは、頭が整理されている
朝起きた直後は、リセットされている状態です。この状態に、情報を与えると、非常に記憶しやすいということが、最近の研究結果でわかってきたそうです。
②ずっと集中できる
朝には、テレビや、ラジオなど、友達からのLINEなど様々な誘惑はありません。勉強に集中できます。さらに、時間の制限があるので、短時間は集中が続きます。
③お腹が空いているので頭が冴えている
空腹状態は、集中力が上がり、良いパフォーマンスが発揮できます。
④途中で終わるので気になる
ツァイガニクル効果⇒人は達成できなかった事柄や中断している事柄の方を、達成できた事柄よりもよく覚えているという現象です。
朝、時間の制限があるので、問題を途中で切り上げてしまわないといけないことがあります。途中でやめることで、続きが気になります。
すぐに、勉強したくなります笑
⑤時間を確保するのに有利
朝起きさえすれば、朝の時間を毎日一定時間確保することができます。
⑥当日のうちに復習できる
人の記憶は、時間とともに忘れる生き物です。
人間は、20分後には約42%、1時間後には約56%、1日後には約74%忘れると言われています。
その日のうちに復習することで、定着率が上昇します!!
皆さんも、ぜひ朝の時間を有効活用してみてください!!!
やりたい事、やるべき事
やりたい事や、やるべき事があふれて、何から手をつけていいかわからなくなる前に
やる事リスト
を紙に書くと効率が良くなります!!
「やる事リスト」を書くために、時間を作る事もムダでは決してありません!!
目的や時間が明確化されると意識的に動きやすくなります。
やる事をスケジュール化することで、時間の使い方が上手になります。
時間は有限なので、効率よく大切に使いましょう!!!
模試結果の見方!!
高3生は、模試の結果に一喜一憂していると思います、
A判定であれば喜び、E判定であれば落ち込むのではないでしょうか?
しかし、A判定であれば、必ず本番の入試で合格できるわけではありません!当然、E判定だからと言って、不合格とも言い切れません!
では、模試の結果で何を見れば良いでしょう!
以下の3点です。
①勉強した科目の成果
②ボーダーラインとの差
③伸び代
①勉強した科目の成果
まずは、勉強した科目の成果です。力を入れた科目の成果として、点数につながっているかどうかが重要です。前回の模試の結果から、努力した成果があると、次もがんばろうという気分になります。勉強していない単元は出来ていたしても、たまたま出来たという事にもなります。
もし、成果が表れていない場合は、何がダメだったのか、しっかり考える必要があります。
しっかり分析しましょう。
②ボーダーラインとの差
合計点がボーダーラインとの差が何点離れているかを確認します。
たとえA判定でも、E判定でも、国公立大学の2次試験やセンター試験併用などで逆転されたり、逆転したりするかもしれません。
センター試験の配点や二次試験などの配点を確認して、センター試験が取れていなくても、二次試験で逆転できるか、確認しましょう。
③伸び代
得意科目、苦手科目、それぞれあると思います。入試本番までの時間を考えてまだ伸びるかどうかを、各科目ごとに考えます。
例えば、夏休み前からかなり力を入れて対策していて、かなり仕上がっているのでマーク模試でも9割を超えている英語と、まだ、夏休み明けからしか対策していない日本史では、当然、にほの方が伸び代があると思います。
日本史を伸ばせば、ボーダーとの差はどうなるか、配点的に日本史を伸ばしても難しいのか、考える必要があります。
今の現状で何をどう頑張り、目標までどれくらいかをしっかりと見ていきましょう。
すべき事が明確になれば、良い結果につながるでしょう!
志望校合格するためにすべき事
志望校合格するためにすべき事は、以下の3つです。
①志望校の配点を知る!
志望校はセンター試験と二次試験の割合や、各科目の配点など細かく知ることが必要です。
配点によって、勉強のパワーバランスを考えましょう!!
②科目の学習計画を立てる!
英語や数学、国語は、学ぶべき事が多いので、優先的に進める必要があります。
さらに、これらの科目は、伸びにくい科目でもあります。しかし、結果が出だしたら落ちにくい科目でもあります。
まずは、夏までに一度仕上げる必要があります。
理科、社会は、比較的伸びやすい科目です。しかし、勉強しなくなるとすぐに解けなくなります。
夏休みくらいから、時間を割いて、対策するようにしましょう。
※細かい学習計画は今後アップします。
まずは、英語、数学、国語、そして、理科、社会の順番に進めてください。
③模試で現状の学力を確認する
マーク模試、記述模試、大学別オープン模試で、自分の今の学力を知る必要があります。
そして何をしなければいけないかを考える事ができます。
地図を使って目的地に向かう事と同じ事です。
地図上で、今どこにいるか(今の学力)を知らないと、どう向かったら良いか、わかりません。
現在地(今の学力)がわかれば、目的地(志望校の配点など)を確認します。
そうすれば、あとはどう進めばよいか(学習計画)です。
志望校合格に向けて頑張りましょう!!
土日祝日の勉強時間
土日祝日は、勉強時間がたくさん確保できます。
しかし、集中出来なかったり、眠くなったり、メリハリのなく、ダラダラしてしまいがちです。
そこで、3つの点に気をつけると長時間メリハリのある勉強ができると思います!!
①ポモドーロ・テクニック
「ポモドーロ・テクニック」とは、仕事や勉強、家事などのタスクを25分間続けた後に5分の休憩を取り、そのサイクルを最大4回続けるという時間管理術のことです。
ポモドーロとは、イタリア語でトマトのこと。
ポモドーロ・テクニックの生みの親が学生時代にトマト型のキッチンタイマーを使用していたことから、この名がついたのです。
②休憩中は体を動かす。
長時間、机に向かっていると体がなまってしまいます。ストレッチや、少し散歩に出掛けるくらいが良いでしょう!
③眠くなったら、声を出す。
暗記系の問題や、英語の長文などを読んでいると眠くなると思います。
声を出すと眠気がふっ飛ぶ事があります。
自習室などでいきなり声出すと、変な人だと思われるので、気をつけましょう。
英語の単語などを音読するのが良いでしょう!
メリハリのある休日にしましょう!!
一番伸びる時期は?
4月から新学年になり、受験生として意識が高まります。(もっと早くから意識が高い生徒もいると思います。)
春はまだ部活であまり受験勉強に身が入っていなかったが、ようやく夏休みにスイッチが入る人がほとんどだったと思います。
よく夏休みに1日10時間✖️40日間=400時間やりなさいと、言われたと思います。
夏休みは、基礎固めに力を入れてインプット中心だと思います。
しかし、9月〜10月でようやく過去問や実戦問題を解き、アウトプットできてきたのではないでしょうか。
そして、今まで頑張ってきた受験生が11月に一番伸びると思います!!
確かに結果的に一番伸びる時期だと思いますが、一番不安になる時期でもあります。
不安な時は、信頼できる先生に愚痴る事が一番効果的です。
不安をなくして、全力で受験勉強に臨みましょう!!